2015年6月13日(土) 269/365
<正しい実践>
皆さんおはようございます。
致知6月号
「人を大切にする経営を追及する」より抜粋 その5
日本レーザー社長 近藤宣之氏
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三つ目は、「昨日より今日、今日よりも明日と成長すること」です。
これはビジネスや専門知識という実務面の成長やコミュニケーション・スキルの成長という意味だけではなく、
もっと大きな意味での成長のことです。
即ち人間としての成長やその本質である内面の成長も意味しています。
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専門知識はある程度、勉強すれば身に付きます。
ところが、人間としての生き方、働き方、道徳感、倫理観というものは勉強しなければ、身に付かないものです。
勉強すればするほど、その奥深さを思うわけです。
ところが、多くの人は勉強を怠ります。
なぜなら、そういうものは身に付いていると思っているからです。
また、そんなことさえも考えたことがないかもしれません。
そこそこの年齢になると、経験も積んでいますので、
「自分は正しい、間違っていない」
「自分の考えはこうだ!」
と正当化して道を誤っていきます。
人間はブレます。最悪なのは、ブレている自分に気がつかないことです。
迷った時に「この行動は正しいだろうか?」と自分に問うことが大切です。
そのために軸となる考え方を磨いていく必要があると思うわけです。
考え方を磨き、正しい実践をすることが、その人の内面的な心の豊かさが身についていくものと思うわけです。
こんなことを書きながら、自分の生意気さを恥ずかしく思っています。