2014年12月25日(木) 99/365
<鈴木啓之という男>
皆さん、おはようございます。
いよいよ来ました99日目
さて、今日は私自身の事を少々。
先月11月20日、
浜松西倫理法人会の講師をして頂いた山田社長と出逢いによって運命が変わったのであります。
山田社長が出版された本に私の事を載せて頂いたので紹介します。
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私が物流応援団として研修事業を開始して、ちょうと一年くらい経ったころのこと、その人は突然、私の事務所を訪ねて来られました。
鈴木啓之さん、静岡県最西端の町湖西市にある入出運送株式会社社長(当時専務)が、その人です。
物流業界紙の記者Nさんからの紹介とお聴きし、そういえば以前Nさんから聴いたことを思いだし、
気がつけば私の事務所で自然に会話が始まっていました。その話の内容はよく覚えていないのだが、
鈴木さんは笑顔なのにどこか不安げで、言いたいのに言えないもどかしさのような、それでいて何かを必死で探し求める
まっすぐな人柄を強く感じたことは、何故かハッキリと覚えています。
鈴木啓之さんから物流応援団実践研修受講の申込みがあったのは、それからまもなくのことでした。
それから鈴木さんの猛烈な学びと実践の日々が始まります。
あれから4年、過去を振り返り、鈴木啓之さんは、ご自身のことをこう語ります。
「自分には友達がいなかった。自分は嫌なやつだった。自分さえ良ければいいと言う人間だった。そんな自分が嫌だった」と。
物流応援団の研修の場に集まる多くの後輩に向け、過去の自分の姿を浮かべながら、「人は変われる」
「学び気づくことによって変われる」、と彼は今、力強く伝えています。
友達の存在が幸せを感じさせてくれる、社員が頑張る姿に感謝の気持ちで満たされる、実に楽しい、でもそれは自分が楽しみたいと思ったからではない、大好きな仲間のために夢中になっている時間こそ楽しいのだということに気が付いたそうです。
鈴木さんは、「自分はもう自分のことを嫌だなんて思わないだろう。なぜなら自分には心から大切に思える仲間がいる。
その今が幸せで仕方がない。物流応援団の門を叩いたことから全てがスタートした」といいます。
自分の中に存在していた暗闇の強さにバランスさせるかのように、今眩しい光の中に身を置き、その光で周囲を照らし続けている彼のまわりにはいつも多くの人が集まっています。
誰もが自分を変えたい、変わりたいと思っています。それなのに皆昨日と同じ今日を過ごしています。
学ぶこと、行動すること、そして気づくことの大切さを身を持って体験した彼は、今その自身の体験を物流応援団実践研修のアドバイザーリーダーという役割を通して未来のリーダー達に向けて説き続けています。
実務では約二百人の社員を率いる物流会社の社長である鈴木啓之さん。今日も「学びと行動の継続こそが気づきの前提、未来への扉の鍵」なんだと社員さんを励まし、皆に挑戦の機会を与え続けています。
【ごま書房新社 崖っぷちから這い上がる5つの力 山田泰壮著】
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一人の出逢いによっていろんなことが始まりました。
頭だけで考えているうちは、何も始まりません。その場にとどまりもがき苦しむだけです。勇気を持って行動する。
失敗なんてありません。失敗も前進です。
行動だけが変えることができると信じています。