2014年10月7日(火) 20/365
<とんでもない自動車学校 その3>
昨日の台風は、凄かったですね。
皆様被害は、なかったでしょうか。
さて、「とんでもない自動車学校」の最終回です。昨今、ドライバー不足が顕著化し社会問題となっています。物流会社に人を集めるためにはどのようにすればよろしいでしょうか。と小河会長に質問した。小河会長は、挨拶、礼儀を実践する会社にすることだよ。そうすれば人は集まる。
私は、間違いないですか?と更に質問すると。「間違いない!」と91才の小河会長は力強く断言した。その目は、怖いほど鋭い視線でした。
表面では分からない若者の心は、間違いなく挨拶、礼儀を求めている。その心に如何にスイッチを入れることができるかであると言う。
更に、町の真ん中で100人並んで、大きな声で挨拶をやってみたらどうですか、そうすれば、度胸、勇気もつく、自分も気持ちがいい。さらに町が変わっていくよ。それが本気というものですと続けた。
島根県益田市という過疎化の進行している町に全国から生徒が集まる自動車学校のMランド。その立役者である小河会長。その実践は、挨拶という簡単なもの。しかし、その意義の奥深さは小河会長の信念であった。
入出運送の社長である私の方針も挨拶と掃除である。しかし、その小ささと実践力の乏しさに打ちのめされましたが、向かうべき方向性の確信が持てました。
シリーズの「とんでもない自動車学校」も最終回となりますが、「とんでもない自動車学校」という紹介は大変失礼かと思いましたので、誇り高き自動車学校と言い変えたいです。