2020年9月12日(土) 1046回
<良いことが起きる前触れ>
成功の要諦(致知出版社) より抜粋 その1
稲盛和夫氏著
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災難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすらに前向きに明るく努力を続けていく。これから将来、よいことが起きるためにこの苦難があるのだと耐え、与えられた苦難に感謝する。よいことが起きれば、驕らず、偉ぶらず、謙虚さを失わず、自分がこんなよい機会に恵まれていいのだろうか、自分にはもったいないことだと感謝する。
これが素晴らしい人生を生きるために絶対条件です。
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苦難は成長をさせてくれる糧であるといいます。確かにそのとおりだと思うし、小生も少なからず我なりの苦難の体験を通じて自己成長できたように思えるところがあります。
ところが、苦難の渦中にいるときは、只事ではありません。「なんでこんな目に合わなければならないんだ!」、「早くこの苦難よ去ってくれ!」という愚痴や嘆きがでてくるわけです。
苦難の時ほど、「この苦難は自分にとって必要なことなんだ」と素直に受け止めていく、いや受け切っていくことの方が気持ちが楽になるように思えるのです。苦難から逃げたくても逃げ切れませんからね。
苦難が来たら、良いことが起きる前触れだと信じて耐えていこう。