2016年11月30日(水) 805/1000
<自分との約束>
皆さんおはようございます。
致知12月号(致知出版社)
「人は生きている間に生まれ変われる」より抜粋 その4
人材教育家 井垣利英氏
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幸せになれないのは自分の責任とお話しましたが、そのことに関連してお伝えしておきたいのは、「言い訳は敗北の前兆」ということです。
「人はどれだけでも言い訳ができる。きょうは体調が悪いから寝るとか、勉強をサボる理由はいくらでも言える。でも、ライバルは君が寝ている時間も起きて勉強しているぞ。だから、そういう言い訳がでてくる時点で負けていると思え」
私はそのとおりだなと思って、それから一切言い訳をしなくなりました。最初の頃は、言い訳をしてサボったら目に見えないライバルに抜かれると思っていたんですけど、そうじゃないなと。これは他のライバルじゃなくて、自分との闘いなんですよ。
一日サボったがためにサボり癖がついてしまったり、自分との約束を破ることによって自分自身への信頼を失ってしまったり、決して他人との比較ではないんですね。なりたい自分は何なのかを常に意識して、それを叶えるためには言い訳をしている暇はない。
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自分に甘いんです。自分には嘘はつけませんから、ついつい「できない言い訳」を心で唱えてしまうんです。そんな時、「だめだなぁ」って自分を責めるんですが、すぐに自分を許しちゃうんです。それが成長にブレーキをかけているのだろうと思います。
「言い訳は敗北の前兆」。
ライバルは自分の怠け心と思って、言い訳を立ち切り、自分との約束を守っていきます。でも、ある人から言われたことがあるんです。
「たまには息を抜いていいんですよ。ちょっと一息、これも大事だって」。そんな言葉を聞くとまた言い訳が出そうな私です。
やっぱり、迷走している時は、意志が弱くなっている自分が分かります。こりゃ、アカンね!