2016年11月13日(日) 788/1000
<自分の機嫌は自分で取る>
皆さんおはようございます。
「運の強化書」より抜粋 SBクリエイティブ
著者:山崎拓巳氏 その15
******************************************************************************************
あなたの目の前の現実はどんなものですか?
爽やかで素敵でキラキラ輝いていますか?
それとも、暗く、重く、つらい現実でしょうか?
今、目の前に繰り広げられている現実は、少し前のあなたが望んだものです。
「いやいや、望んでなんかないです!」とあなたは言うかもしれません。 あなたの顕在意識ではなく、潜在意識が望んでいたものが具現化しているとするならば
どう感じますか? 潜在意識は認識ができませんが、もしこの目の前の現実を、知らず知らずに望んでいたならば?
無意識の判断や、無意識の行動が今の現実をつくっています。その根底を支えるのが潜在意識です。
知らず知らずに望んでいる現実が確実に具現化しているならばーーー。
「そんなの起こるわけない。起こっても○○ぐらいなものだ」と思うことで、「○○を起したい」と潜在意識が判断したのではないでしょうか?
「○○は起きてほしくない」と心配し、強く意識することで、あたかも「○○が起きますように」と、心配事というより、そう願望したとき潜在意識が判断し、起こしているならどうしますか?
目の前の現実がそんなメカニズムで起きているなら、一度、振り返って検証してみるのもいいかもしれません。
常に潜在意識をクリーンナップし、メンテナンスし、爽やかな未来を望む状態をつくりたいものです。自分にとって「快」である状態をキープすることで素敵な未来が起きるなら、常に「快」を保ちたいものです。
では「快」な状態を保つにはどうしたらいいのか。その答えは「自分の機嫌は自分で取る」ということ。
自分を喜ばせることができるのも自分。
自分を傷つけることができるのも自分。
同じ言葉を言われても、何とも思わない人もいるし、傷ついたって感じる人もいる。 それはなぜかっていえば、傷つけているのは自分だからです。誰かの発した言葉のナイフを自分の手に取って、自分の胸にグサッて刺しているわけなんです。
自分を傷つけることで、その言葉がひどいものだったと証明できても、傷つくことで「運気」は絶対に良くなりません。
だったら、もし「嫌だな・・・・・」って感じることがあれば、それを吐き出す。ただし、口は災いの元だから誰かに話すのではなく、紙に書いたり、自分だけしか見えない携帯やスマートフォンのメモ帳などにこっそり書き、心から吐き出してみる。
それを2、3日してから読み直してみてください。
「あれ、こんなこと書いていたんだ」って自分でも不思議に思うぐらい、もうそのときの嫌な感覚は遠い彼方に感じるはずです。
そんなふうにして、自分の中に嫌なものを溜めないようにして、自分が「快」でいられるように機嫌を取っていくことで「運」も集まってくるものです。
******************************************************************************************
今起きている現実が、自分の奥底にある意識、つまり潜在意識が起こしていると言われても、ピンときません。でも、日常は心配事ばかりです。その心配事というのは、自分が「快」の状態と言えるものではありません。
よくよく心を分析してみると、「交通事故が起きないように」というのは、「交通事故が起きるかもしれない」という具合に書き込まれているかもしれません。
反対に「無事故を達成しよう!」という方が、前向きで心を「快」にもっていけそうな気がします。
毎日、嫌なことだっておきます。そのたびに愚痴や不満や憤りを言葉に発していては、潜在意識に書き込まれ、具現化すると考えると恐ろしくなります。
どんな人にも言いたくなるような愚痴や不満はあるものです。それを言葉に発しないで、筆者のいうように、負の情報を潜在意識に書き込まないように工夫してみるのもよいかもしれません。
目の前に起きている現象は、自分の意識を具現化したものであると素直に受け止め、行動を変えていきたいと思います。
「自分の機嫌は自分で取る」
全ては、自分の意識で決まり、心を「快」にもっていくことが運気をよくしていくことのように思えてきました。実践しよう。