2016年10月12日(水) 756/1000
<奮い立つ心>
皆さんおはようございます。
「ジタバタしない生き方」 KKロングセラーズ より抜粋 その1
著者:大徳寺大仙院閑栖 尾関宗園氏
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人間が生きる道には、ありとあらゆる障害物があります。天変地異だけでなく、人間そのものも障害になることがある。
あげ足を取る人もいれば、足を引っ張る人もいます。そんなとき、「あのやろう」とか「あのガキ」ではなしにね。それとは関係なしに、そういうものがいてくれたお蔭で、こちらから、自分のほうから、楽しい、奮い立つような、生きいきした自分がパッと出てくる。
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新しい取り組みをしようとすると、必ずそれを阻もうとするものが現れる。 物理的な障害よりも、人の反発による障害の方が強く大きく感じるでしょう。これが案外、精神的に堪える。
そんな時、自分がやっていることが、正しい理念に合致しているかどうか、ということを客観的に見つめなければならない。でも、よくよく考えると、尾崎宗園さんのおっしゃるとおり、そんな障害があるからこそ、乗り越えようする心が奮い立つ。その気持ちが湧き上がらなければ、それは本物ではないということなのでしょう。