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もう一人の自分 その1

2016年08月16日

2016年8月16日(火) 699/1000

<もう一人の自分 その1>

 

 皆さんおはようございます。

 

 致知8月号(致知出版社)より抜粋 その1

 「禅語に学ぶ:本来の面目」

 鎌倉円覚寺管長 横田南嶺氏

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 「本来の面目」「本当の自分」とはなんであろうか。

 松原泰道先生は、よく坐禅の「坐」という字を見なさいと言われた。「坐」という字は、土の上に人を二つ書く。これを泰道先生は、「坐るという字に二つ人がいる、一つは感情のままに流されてしまう弱い自分であり自我である。もう一つの人は、この弱い自分、感情のままに流されてしまっている自分を冷静に見据えるもう一人の自分なのだ」と教えて下さった。そして、坐禅というのは、この自分の中にいるもう一人の自分と出会うことだと説に説かれた。

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 人間の心の中には、もう一人の自分がいる。二重人格ということではなくて、何か落ち込んでいる時でも、「何を落ち込んでいるんだ、こんなことは些細なことだよ!」と声をかけてくる。また、上手く言っている時には、「調子にのるなよ。みんなのおかげなんだよ!」と。

  これはいったいどういうことなんだろうか。これも自分の思考だと考えてしまえばそれまでだけれど、もう一人の自分は、「守られている」という気持ちが大切なのではないだろうか。

 この世は目に見える三次元の世界であるが、それが全てであるとは到底思えないのです。

 仏教の考え方では肉体と魂とは別のものであるという教えがあります。だから、自分は、あっちの世界から「守られている」という意識の中で、心にへばりついている邪悪な意識を取り払うことが、もう一人の自分と通じることができるのではないだろうか、と思えたりします。 ところが、自分の心をコントロールできず、悪い心が顔を出して時に暴れだします。そんな時には、われに返り、もう一人の自分に意識をもっていくことで冷静になれるのではなれるような気がする。もう一人の自分が守ってくれている。それを信じることだ。それを信じることができれば、耐えられる。「自分は一人じゃない!」そんな境地に至るわけです。

 これも心を落ち着かせる方法の一つだと思います。

 

 

 

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