2016年3月30日(水) 560/1000
<自分を知る>
皆さんおはようございます。
「人はどういう時に喜び、どういう時に悲しむのか」これが分からなければ経営者は務まらないと師匠から教わった。
よくよく考えると分かっているようで分かっていないように思えたりする。自分の喜びや悲しみはよく分かるが、相手ともなれば他人事ようになってしまう。自分というのは、いかに自分勝手で、自分のことが一番よく分かっていないかも知れない。なんせ、自分の考えを屁理屈で正当化をしてしまうのである。
自分の本当の心の声を聞いてみるようにしている。それは今まで覆いかぶされていたものを無理やり開いていくので悲しいかな醜い心が顔を出してきて、どちらが本当の自分であるのかと自己嫌悪に陥ってしまう。
どうやら人間の心は一つの思いに対し、常に対局の感情をもっていてどちらが優位になるかは、その人の心のレベルによるのではないだろうかと思えたりする。醜い自分の心を見るのは怖いが負の感情に支配されたくはない。だからこそ、日常生活の中の一つひとつの行動が修行と考え、正しい実践をしていくことで少しずつ心のレベルを上げていくことができるのではないだろうか。
自分を知ることは実に難しいものである。