2016年3月5日(土) 535/1000
<上に立つもの>
皆さんおはようございます。
致知出版社 致知3月号より引用
「信念を抱いて願うことは必ず実現する」 その5
王将フードサービス社長 渡邊直人氏
アサヒビール社長 福地茂雄氏******************************************************************************************
(渡邉)
従業員を見ていても、伸びてくる人はやっぱり夢を持っていますね。ビジョンを持っている。ただ目の前の仕事をこなすというのではなく、夢を実現するために必要なことをしている人。このような人は伸びますね。
(福地)
私は高校の時の恩師から「一期一会」という言葉をいただいて座右の銘にしてきたんですが、これは人と人ばかりではなく、会社と人との出会いにもいえることです。******************************************************************************************
親は子供に「夢を持て!」、「何をやりたいんだ!」なんてことを言いますが、果たして親が夢を持っているのだろうか。
親が夢を追いかけている姿を子供に見せていなのに、子供が夢を持てるはずはありません。 会社でも同じだと思うのです。
使命感を醸成していくためには、会社の社是、理念、ビジョンを常に語り伝えて、浸透させていく努力をすることが大事だと思うのです。そうすれば、そこで働く人は、少しずつでも夢、ビジョン、やりたい事を求めていくという「かっこいい大人」になっていくのではないだろうか。
そのようなかっこいい親を子供が見れば、子供が親を尊敬するようになっていきます。尊敬するという気持ちほど、大切な教育はないと思うのです。
「親のような大人になりたい!」
「あの人のような人間になりたい!」
という気持ちは人間を大きく成長させていきます。
だから上に立つものは、日頃から勉強し自分を磨きあげていかなければならないわけです。