2016年2月19日(金) 520/1000
<不滅の法灯>
皆さんおはようございます。
発行:プレジデント社
著者:梅谷忠洋
「リーダーたる者の極意」より引用 その17
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最近、ヒモなし型のヘルメットも見かけるようになりました。「油断大敵」ですので、いつも”見えないヒモ”をしっかりと締めているように私は心掛けています。
「油断」とは、菜種油で燃えている比叡山本堂・根本中堂にある「不滅の法灯」の火が、消えないように今でも毎日、油を注ぎたしていることに由来する言葉です。
実は一度注げば数日は燃え続けることができるそうですが、注ぎ足さない日があったりすると、いつ注いだか分からなくなり、火が消えてしまう恐れがあるます。ですので、必ず毎日、油を注ぐようにしているそうです。この油を絶対に断たないということが、「油断」の語源の一つと言われています。
つまり、一瞬の気の緩みも許されない緊張感をもって使命にあたらなくてはならないということです。
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会社は社長の姿そのものであり、社長の鏡であるといいます。この言葉には身が引き締まる思いなのです。油断すれば、あっという間に世の中から消えていくという事態になるとも聞きます。だから、気を緩めず、自らを律する心がなければなりませんが、やはり自分に甘えが出てしまいます。
まずは生活習慣を改め、早起きして自らを正していく実践を始めました。早起きすると早寝を意識するようになり、夜更かしがなくなりました。また、倫理法人会の教えである「早起きは繁栄の第一歩」という実践の重要性が分かってきました。
このように小さな行動を毎日続けていくことが自らの意識を高め、少しの変化に気づける自分をつくっていくのではないかと思うのです。
不滅の法灯の如く、命の炎を燃やし続けたいのです。
まだまだ鈍感ではありますが、日々の実践を心がけ精進していきたいと思います。