2015年10月7日(水) 385/1000
<自分の発見>
皆さんおはようございます。
致知出版社
「現代に生きる二宮翁夜話」より引用 その12
中桐万里子氏著
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相手から答えを教えてもらい、何をすべきか指示されることは、一見ラクに見えます。
でも不思議なことに、どこか妙な息苦しさや、手ごたえのなさや、疲労感が生まれたりもします。
他方、相手から問いをもらい、知恵を絞り、考え、悩み、試行錯誤しなければならないことは一見負担にもみえます。でも不思議なことに、やりがいや、達成感や、面白味や、誇りを感じ、肉体は疲れていても気持ちは疲れない・・・・・ということが起きたりもします。
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相手に依存することは楽ですよね。考えなくてもいいからね。答えはいつも側にいる人が教えてくれる。でも、それって何か不安を感じている。幼い頃の家庭環境もあると思うけど、長い間そのような生き方をしてきているので、変えるのは難しいものだと思える。
その人は単に考えなくてもいいという思考でしょうが、外から見れば責任を追わないという逃げ口上とも捉えることができる場合もある。
自分で考えて生み出すこと、やりがいとか達成感を感じることができた時、心のスイッチがオンになって潜在能力が湧き出してくる気がする。だから、自分には出来る、可能性があると勝手に思い込んでチャレンジしてみることの方が面白い。思わぬ自分の発見がある。
自分には無理だ、出来ないと思った時が終わりのような気がする。些細なことでもいいので、今までやってこなかったことをやってみて、小さな成功体験をすることが自信になり、次への挑戦への意欲になると思うのです。
新たな自分を発見してみること。そんなワクワクすることを体験したいのです。