2015年8月22日(土) 339/365
<相手の立場になる>
皆さんおはようございます。
致知8月号より引用
「松下幸之助が目指したもの」より抜粋 対談
志ネットワーク青年塾代表 上甲 晃
PHP研究所客員(元専務) 岩井 虔
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(上甲)
私が印象的だったのは、松下幸之助氏が「素人か。そりゃええな」という言葉に続けて言った「君な、知識がなくてもいいんや。熱心ささえ誰にも負けなかったら、必ず道は開ける」というひと言です。
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働いている人は、悩んだり、疑問をもったりする。そんな時に的確な一言をアドバイスできるだろうか。その人の年齢、経験、レベルに合ったアドバイスである。
とかく、自分のレベルにあったアドバイスをしてしまっているのではないだろうか。
これは、アドバイスというより自己満足と言えないか。どうも、その傾向にあるように思えてきた。
だから経営者は、お客様の立場に立って考えることと同様に、働く人の立場になって物事を考えなければ、本当の意味のリーダーになっていけないのだと思えるのです。
「人を動かす」ことは容易ではない。相手は意志がある。だからこそ、相手の立場になりきることが重要と考えるのです。