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どんなことも修行

2015年08月18日

2015年8月18日(火) 335/365

<どんなことも修行>

 

皆さんおはようございます。

 

致知8月号

 

「美しい心と感謝があれば人生の戦いは乗り越えられる」 より抜粋 その2

 

吉見美容室社長 吉見清美氏

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あけみのことは、値佳が中学二年になった時、「お星さまになった妹」という長い長い作文にしたためています。そこにあけみが生まれてから亡くなるまでのこと、病気と分かってから私たち夫婦の会話や思い、主人がお墓を抱いて泣いているところまで、私達も驚くくらいに細かく書かれていて、いまでも読むと涙が止まらなくなります。

この作文は知事賞にも選ばれて、読んで感動した印刷所の奥様が「このままにしておくのはもったいないから」と小冊子にしてくださったんです。あけみが亡くなった時のことをお話しするのは、とても辛いので、この冊子から少し引用させて頂きます。

 

7月25日、とうとう手術の日の朝がきた。8時ごろまで、風せんつきをして遊んだ。8時30分ねむくなるという注射をしたが、ぜんぜんねむくならない。

「ねむくなったら、ママ抱っこしてネ。」

母に何度も言っている。

9時30分、いよいよ迎えが来た。送っていく廊下で、「治ったら、自転車買ってネ。ママほんとに手術したら、走っても、胸が痛くなくなるの? あみいたくても、がまんする・・・・・・。」と、

一人でしゃべっている。

 

手術室まで来た。あーいやだ。涙を流さぬ様がんばった。

「みなさんはここまでです」

妹は、青い顔、唇は真っ黒、緊張しているのでしょう。私は、バイバイ!と、手を上げてやった。

 

母は大きな声で、

「がんばってネ」

急に妹は、

「ママー、ママに会えなくなるヨー。」この言葉が最後でした。

重そうな鉄の扉が、バターン!

もう妹の声は、何一つ聞こえなくなり、今までのことがうその様です。

病室に行けば、妹がいる様な、そんな気持ちです。

 

いろいろありましたけれども、いまは人としての幸せを噛みしめています。

私がスタッフに言っているのは、「美しい心を感謝で頑張りましょう」ということです。

自分の心が汚れたままでは、綺麗な仕事はできないと思います。

私は74歳になるまで、意味もなく寝転がっていた日は、一日、いや一時間もありません。こうやって、力の限り生き抜いて自分の周囲を幸せにしていけたら、こんなに嬉しいことはありません。

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当たり前の毎日、その当たり前がどれほど幸せということを忘れていたようです。

毎日を、その瞬間を真剣に一所懸命に生き抜くことはたやすいものではないかもしれませんが、生きることに必死であれば、愚痴や、不平、不満を言っている暇はない。

 

昨日、私の師匠である和尚からお言葉を頂いた、「どんなことも修行である。」

 

目の前の自分の醜い心、醜い姿を正していくこと。そして、自分の役割を全うするように努力していくことが与えられた命の使い方のように思えているのです。

 

 

 

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