2015年8月16日(日) 333/365
<過去、現在、未来>
皆さんおはようございます。
致知8月号
「できないということは知識や能力の不足じゃない。執念の欠如である」 より抜粋
その2
ロサンゼルス新撰組
レストラングループ局長 重田光康氏
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当時私は1パーセントも飲食業をやるとは思っていませんでしたから、ある意味では手を抜いてもよかったわけですけど、「500円の時給を千円払っても安いと思ってもらえる仕事をしよう」と心掛けていました。その働きぶりを覚えてくれていたからこそ、その言葉に繋がったのだと思います。
だから私が伝えたいのは、目の前に置かれている出来事、状況はその人に何らかしら必要だから起っているのであって、それを自分のものにするしかないかは自分の心が決めるということです。
自分に向いているか向いていないか、やりたいかやりたくないかという次元ではなく、
目の前の与えられた仕事に対して常に堂々と全力で向き合う。自分に嘘をつかず、一所懸命に働く。その姿勢が目に見えない無形の財産、つまり信用を生むし、結果も自ずとついてくるんです。
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よいと思う出来事、悪いと思う出来事、あるいは人のご縁、どんなことでも未来の歩みに向けての道であると考えたい。その道が正しく向かっているか、正しく導かれているかは分からない。でも信じたいのです。その根拠は、何事も一生懸命に取り組むこと、嘘を言わないこと、よい事を考え実践すること、そして、自分の幸せと同じくらいに、相手の幸せに尽くすことであると思うのです。
未来は分からない。未来から現在をみることはできないが、過去から現在を見ること
はできる。過去の出来事を反省して現在があり、よい未来に繋げることができると考えるのです。
私たちの未来は明るいと信じよう。そのために目の前の出来事を素直に受け止め、恨み、妬み、怒りなどのマイナス的な思考ではなく、全てが修行と捉え進んでいこう。