2017年4月15日(土) 941/1000
<過去も未来も自分次第>
皆さん、おはようございます。
小さな人生論 ポケット名言集(致知出版社) より引用 その11
著者:藤尾秀昭氏
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過去が咲いている今、未来の蕾(つぼみ)で一杯な今。
陶芸家・河井寛治郎の言葉である。
なんと美しい言葉だろう。なんと人に勇気と希望を与える言葉だろう。しかし、この言葉は「今をどう生きるか」について、私たちの内省を促す言葉であることも見逃してはならない。
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今の自分の置かれている状況は、過去の自分が積み上げてきた言動によって起きているものです。そう考えると、今に不満があるとすれば、その現象を怨むのではなく、自分の過去に反省をすべきであると、河井さんの言葉から感じ取れます。
だから、未来というのは、今この瞬間の言動により決まるということになるわけです。つまり、全ては自分次第ということなのでしょう。
今自分は何をしているのだろうか。
夜更かしをしてダラダラと無駄な時間を過ごしている、
不平不満で御託を並べている、
考えれば、キリがないくらいに醜い自分が浮かび上がってくるわけです。これでは、自分から墓穴を掘っているようなものです。
自分という人間を大切にしていくために、よき運命をつくっていくために、先ずは自省をして改めていくことが大切であると考えるのです。やはり過去は自分がつくったもの。そして未来も今の自分がつくるものなのでしょう。