２０１５年７月２９日（水） ３１５／３６５
＜人は人でしか磨かれない＞
皆さんおはようございます。
致知８月号
「我が人生、我が経営」より抜粋 その２
アサヒビール社長 小路明善氏
五苑マルシングループ社長 川辺 清氏
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（川辺）
いま食べ物屋の商売を何種類もさせていただいていますが、現場に入ったことないんです。できることはバックでしっかりお金を用意して、社員が花を咲かせる後押しをすること。
自分が昔ろくに食べれないような苦労をしたことを思い出すとね、社員をみんな幸せにしたいんです。そしてお金持ちじゃなくて、たくさんの人といい仕事をしていける「お人持ち」になりたい。
そんな夢物語を心に抱いておるんです。
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私の親友が研修事業を行っています。その研修事業は５ケ月におよぶ学びの実践道場。既に３０名を超える社員が受講。受講期間中に変わっていく様子、笑顔で勉強している姿を見ていると社長として、この上なく嬉しいのです。
現在受講中のＫさん。受講前はいつも悩んでいる面持ちが、今はとても素敵な笑顔なのです。挨拶もとても気持ちがよくて、Ｋさんと会話をするのが楽しいです。いつの間にかＫさんに勇気をもらっている自分に気がつきます。Ｋさん、本当に有難う。
明るく、楽しく、元気がよい所に人は集まってきます。
一人ひとりの長い人生において、自分らしさを忘れ殻に閉じこもっている人に気づきを与えるのが社長の役割だと考えるのです。
そのきっかけになるのが多くの人との出逢いの場をつくることです。
「人と人とのふれあいは、こんなにも楽しいものなんだ！」
「今までの自分はなんだったんだろうか！」
人はひとりでは生きていけませんよね。
人は人から学び、喜び、人によって生かされていると感じられたとき、感謝の心が湧き上がると思うのです。
結局、人は人でしか磨かれないということです。
