2015年7月30日(木) 316/365
<最高の自分になる>
皆さんおはようございます。
致知8月号
「我が人生、我が経営」より抜粋 その3
アサヒビール社長 小路明善氏
五苑マルシングループ社長 川辺 清氏
*******************************************************************************************
(小路)社員は経営資源の一つみたいな、いわゆる人材という見方をしてはなりません。ですから、大切に育てていくし、当社の仕事を通じて社員一人ひとりの人生や家族の生活、将来設計における夢を実現するようにアシストしていかなければならないと考えているんです。
*******************************************************************************************
従業員にとっての会社の存在価値はどんなものでしょうか。
お給料、人間関係、働きがい、安定、安心など一人ひとりの価値基準は違うでしょうね。
その中でも企業価値を高めていくためには、働くことを通じて自己実現ができる。
自己実現とは、単に世界一周したりという遊びではありません。
自分を高めることです。
ある人が言う。「そんなことじゃねぇよ。今、いくらになるんだよ!」
これは現実的なことだと思います。
確かにお金がなくては生きてはいけない。生活は楽ではない。
でも、お金の臭いがしている人にはお金は集まってきません。
お金さんは、そんな人は好きではないからです。
私たちの自己実現は、なりたい「最高の自分になる」ことです。
生まれ持った能力の違いはありますが、一人ひとりの最大限の力です。
それが「最高の自分」です。他人との比較ではありません。
それには、挑戦という言葉が相応しいのです。そのチャンスを与えることが大切だと考えるのです。
夢のない会社は夢のない社員となります。
夢のある会社は夢のある社員となり、いつも光輝き周囲を照らしてくれます。
一人ひとりが輝く「最高の自分」になってもらいたいと願っています。