2017年4月10日(月) 936/1000
<私淑(ししゅく)すること>
皆さん、おはようございます。
小さな人生論 ポケット名言集(致知出版社) より引用 その6
著者:藤尾秀昭氏
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碩学(せきがく)・安岡正篤師は「人物」を磨くための条件として、次の二つを挙げている。
一、すぐれた人物に私淑(ししゅく)すること。
一、魂のこもったすぐれた書物を読むこと。
いま、子どものみならず大人も本を読まなくなった、と言われている。しかし、読書力の低下はそのまま人間力の低下につながり、国の衰退になりかねないことを私たちは肝に銘じ、その復興に努めなければならない。
「七歳の児童たちの読書量が、将来の世界における英国の位置そのものである」
イギリスのブレア前首相の言と聞く。卓見(たっけん)である。
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怠けたり、自分に甘くなったり、あるいは自分の考えや行動が知らぬ間にブレてしまいます。
僕の尊敬する方から教えて頂きました。まだ、経営者として駆け出しで、ブレまくっているときにその方と出会いました。その方のお話を聞いた時に、金づちで殴られたようなショックを受けたことを、今でもはっきりと覚えています。
やはり、自分の考えや行動は、正しい、間違ってはいないと思い込んでいる場合があります。だから、学びを通じて自己鑑賞し、自分の言動を正しく変えていくことが大切であると教えられました。
私淑とは、面識のない人を著作などを通じて師と仰ぎ、その言動を模範として学ぶこと、と辞書にありました。尊敬する人、模範となる人に出会えたことは有り難いことだと思います。 まだまだブレまっくっていますが、日々の反省を繰り返し、明日の自分につなげていこうと思います。