2015年6月15日(月) 271/365
<起きている出来事は必然>
皆さんおはようございます。
致知6月号
「人を大切にする経営を追及する」より抜粋 その7
日本レーザー社長 近藤宣之氏
********************************************************************************************
最後に五つ目としては、「身の回りに起こることは必然と考え、すべてを受け入れること」です。
起ったことが結果的に自分にとって必要であった、あるいはよりよいものになるための経験であったと受け止めて努力することが大切です。
私の経験から言えることは、この五つです。
大切なことは、仕事を通じて自分を成長させていくことです。
それが各々の道で一天地を開いていく秘訣と言えるでしょうね。
********************************************************************************************
過去を振り返れば、「あの時のあの出来事、出会い」があったからこそ、今の自分がある、運命が好転した。
ということが誰しもあると思います。
ところが、「あの時のあの出来事」が辛く、苦しいとすれば、その時に「これは将来自分のためになる」好機とはとても思えないでしょうね。
だって、逃げたくなるからね。しかし、いつか役に立つときがくることを信じて、前を向いて向き合っていくしか解決策はないようです。
困難は、挑戦の証であると思いたいのです。そう思うことが自分を奮い立たせるのです。
全ての良い事も悪い事も「必然」。
つまり必要であるから起きていること。
自分に不足であるから起きているということは、その不足を伝え、成長する機会を与えてくださっている「天からのメッセージ」と考えたいのです。