2015年1月25日(日) 130/365
<天から梯子(はしご)が下りてくる生き方>
皆さんおはようございます。
上智大学 名誉教授 渡部昇一氏の話を聞いた。
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一つの道として、何でもコツコツと努力を怠らず続けていれば、ある日突然、10年に1回は、神様が梯子を下してくれる。
梯子の下し方は、ただコツコツやっていればいいというわけでもない。
虫のいいことを考えてやっていること。自分にいちばん都合のよいことをイメージすることです。
虫がよくないとダメ。虫がよくなくコツコツやっていると人は憂鬱になる。
神様は、憂鬱を嫌います。虫がいい事を考えつづけると人相がよくなる。
人相がよくなると人付き合いがよくなるのです。
自分の目の前の仕事をしっかりやって、内発的に好きなことをコツコツとやると、どんな人にも思いがけないチャンスがくる。天から梯子が下りてくる。
神様が梯子を降ろすのまでには時間がかかるが、ひとたび梯子を降ろすと降し癖がつく。
私の人生は、全て偶然の連続だった。その偶然が奇妙にいきてくる。偶然の連鎖が起きてくる。今振り返れば、一つひとつの偶然が神様の梯子であった。
結果を原因からみることはできない。結果の方から原因は実によくわかる。
「偶然というものは、偶然のようにして偶然にあらず。」
この年になって50年前の出来事の事がよくわかる。
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神様が梯子を下してくれる。なんとも勇気のある言葉だろうか。
自分が心から湧き上がり、ワクワクすることを描いていく。すると潜在意識にスイッチが入り、思わぬ事が起き始める。
その時は、偶然と思ったけれど、一つの偶然から始まった出来事が連鎖の如く始まる。
それを楽しむことだ。
渡部氏の言う「虫のよい」とは、志、夢ということだろう。それも人の役に立つ志や夢ではなかろうか。そして、正しい考えをもって実践していれば、必ず神様が梯子を下してくれる。
今日も一生懸命にやろう。神様の梯子を信じることだ。