2015年1月24日(土) 129/365
<部下の提案を喜ぶ>
皆さんおはようございます。
松下幸之助氏の言葉
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部下が喜び勇んで仕事をするように指導をしなければならない。
たえず提案を受け入れる気持ちをもっていなければならない。
その提案が採用されないとしても、その熱意に上司が喜ぶという雰囲気をつくることが重要である。
もし、提案を粗末にするようなことがあれば、部下からの提案はなくなり、単に決まった仕事をするということに陥ってしまう。
提案が自由自在に出るようにすることが上司の仕事の半分である。あるいは大半といってもいい。単に命令に従うという状態になれば、衰退の一途をたどるしかない。
みんながわが事のように考えを述べる。それが受け入れられないとしても提案をしたことを称賛される。
それが尊いものであると考えることである。
そういうことになれは、事業は心配することはない。事業というのは成功するようになっている。
更にどんな偉人、賢人の経営より、衆知の経営に勝るものはないという。
松下電器が繁栄した根幹はここにあるのだろう。
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トップ一人の考えは所詮一人にしか過ぎない。
我々はどうであろうか。社内に提案を受け入れるような雰囲気になっているだろうか。
その仕組みがあるだろうか。いささか疑問がある。これは問題である。将来が危うい。
皆の知恵を集めよう。皆の力を集めよう。
1人の100歩より、100人の一歩の方が力強い。躍動する。夢が見えてくる。