2015年1月7日(水) 112/365
<死生観>
皆さんおはようございます。
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【松下幸之助翁の言葉】
死を恐れるのは人間の本能である。
だが、死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。
人はいつも死に直面している。それだけに生は尊い。
そしてそれだけに、与えられている生命を最大に生かさなければならないのである。
それを考えるのがすなわち死の準備である。そしてそれは生の準備となるのである。
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人間はいつか死ぬ。これは間違いない。だが、生きているうちは死というものを真剣に考えたことがない。
いや、考えたくないという方が正しいだろう。でもいつか死ぬ。
生を全うするということは、今を一生懸命に生きるということだろう。
今というのは、この瞬間である。つまり、時間そのものである。
賭け事に溺れ、飲み歩くなど我欲だけに生きているとしたならば、実に時間を無駄に過ごしている。
いわば命を粗末にしていると言い変えることも出来る。
これでは、死への恐怖からはぬぐいきれない。
「生きがい」とは、目の前の仕事に真剣に打ち込むこと以外に自分の人生を充実させる方法はないのではないだろうか。
これは、神様から与えられた命。つまり使命と言い変えた方が前を向いて行ける。
神様は、「これがお前の使命だぞ!」と言ってくれないので、使命とは、心からワクワクすることと捉えたい。
一日一日が死に向かっていることを認識しなければ、一日一日を大切にできない。
だから人生が充実しなければ、もったいないよね。
だから人生が楽しくなければ、もったいないよね。
だから、毎日の仕事がイヤイヤでは、もったいないよね。
こんな私も我欲が極めて強いだろう。これではなんともならない。
新年を迎え新たな気持ちでいこう。