2014年12月10日(水) 84/365
<お人持ち>
皆さん、おはようございます。
昨日のつづきです。
【致知12月号より】
アイスブレイクの社長の中村信二さん。
35才で起業したが、膨大な借金を抱える。
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借金の返済に自宅を手放す。スーパーの200円のおはぎすら買う余裕がなかった。
45才までは借金返済の10年。家族にも社員にも迷惑をかけた。
心が折れそうになるとガムテープを巻いて誤魔化した。10年で借金を完済。
その時、自分はお金儲けがヘタなんだって。ですからお金儲けはやめようと決めたんです。
自分はお金持ちにはなれない。そのかわり「お人持ち」になろうと。
自分を磨いてもっと魅力的な人間になろう。自分の輝く背中を見て、たくさんの後輩たちが集まり、慕われるような、そんな人生にしようと思ったんです。
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「お金持ち」より「お人持ち」、なんと幸せな言葉だろうか。
お金はたくさんあったことにこした事はない。また、無くても困る。
あの世にはお金を持っていけないだろうしね。
人はどんな時に幸せを感じるのであろうか。
それは、人のお役に立っている時と考えたい。
そんな人には、いつも多くの人が集まり笑顔がある。
その人を「お人持ち」といいたい。
「お人持ち」の人は、「お金持ち」になってしまうだろう。
人生最後の時に「悔いのない人生だった。楽しかった」と言いたい。
その日のために、今日一日、一生懸命に生きていこう。