2014年12月7日(日) 81/365
<教える事、伝える事>
皆さん、おはようございます。
リーダーは伝える力が必要である。教える事も大事であるが、教える事と伝える事は違うという。
「気持ちを教える」とは言わない。「気持ちは伝える」という。
人について来る人と、来ない人。人の心を動かす人と動かさない人の違いは、伝える力である。
教えるという事は、頭で理解した事を相手の頭に分からせる事である。
伝えるという事は、相手の心に響かせることである。
自分が腑に落ち、心底信じたもの以外は伝わらない。
多くの人は、頭で分かった事を実践できると勘違いしているのである。
経営も人生も実践し、結果を出さなければ誰もついてこない。
人は、結果を出した人の話しか聞かない。
自分を本物にして自分を信じ結果を出せば話しても伝わる。
だから人生の生き方、働き方を勉強しなければならない。
これが伝えることであると、師匠から教えて頂いた。
これには参りました。教える事と伝える事は違うというのだ。
頭で理解し実践していないものは、教えているだけなのだ。そんなものは伝わらない。
頭で理解し実践して、本当に正しいことを体感すること。つまり腑に落ちるということ。
腑とは五臓六腑の腑である。腹の底から信じられるものである。
腑に落ちれば、話し方にも力が入る、情熱が入る。まさに気持ちを伝えることになる。
今まで教えていただけに過ぎないのではないだろうか。
リーダーは率先垂範。先頭に立ち背中を見せる。実践しなければ、ただの評論家と化す。
「伝える」とは、なんとも意味深い言葉だろうか。
リーダーの言葉は重い。言ったからには「やる」、「やらせる」ことである。
何とも中途半端な自分がいることに反省しきりなのである。