2014年12月2日(火) 76/365
<失敗バンザイ!>
皆さん、おはようございます。
熊本県知事の蒲島郁夫氏(かばしま いくお)といえば、「くまもんを」採用した発展的な知事さんです。その蒲島知事は、「皿をたくさん洗う人は、たくさんの皿を割ります。最悪なのは、皿を割るのを嫌がって洗わない人ですね。だからどんどん皿を割ろう。責任は私が取るから」と職員に言っているそうです。
指示待ち人間ではダメだ。なぜなら、指示する人がいなくなったら、組織が止まってしまう。その人自身の成長もない。
失敗を恐れてはいけない。失敗をしているからこそ、経験として蓄積されていく。その経験こそ、挑戦への肥やし、つまり勇気の源泉、成功者の基礎である。成功は幾度となる失敗の先にあるものだと考えたい。失敗とは、諦めた時が失敗となる。
上司は求める結果を部下に伝え、プロセスは任せる。そして失敗の責任は上司がとるという心構えが大切だ。失敗の責任が部下にあるとすれば、部下は委縮し、失敗の確率を上げるだけにすぎない。そこにイノベーションはない。上司が「心配するな、思い切ってやってこい!」と言われれば、部下は迷うことはない、勇気がでる、そして、挑戦できる。それが、「人を育てる」ということではなかろうか。
どんどん失敗しよう、失敗こそ成功の肥やし。失敗ばんざい!