2014年12月1日(月) 75/365
<美しい国、日本>
皆さん、おはようございます。
いよいよ師走ですね。
「師走」とは本来は旧暦の12月の別称ですが、今では新暦12月のこととして普通に用いられています。 一年というのは、あっという間です。まさに光陰矢の如しの心境であります。
入出運送の神棚は、天照大神様、豊川稲荷様、氏神様が祭ってあります。新年を迎えるに当たり、12月30日に新しい御札と交換するようにしています。色々な仕来たりがあると思いますが、12月31日は一夜飾りといって避けています。
天照大神様の御札は地元にもありますが、私は一年間の御礼を兼ねて伊勢神宮に御札を頂きにあがります。豊川稲荷様も同様です。
日本はもともと新道(しんとう)でした。山や川などの自然や自然現象を敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教。その後、仏教が入ってきて、葬式は仏教、祭典は神社という慣習になっています。さらにキリスト教など、さまざまな宗教が伝来し日本各地で信仰されています。
このように宗教を廃絶しない国は極めてまれだそうです。他の国は、宗教で戦争が起きているのが現状です。しかし、日本は、なんでもありなんです。外国からすればいい加減というか、不思議になっています。そもそも日本は、八百万の神様を信仰していますから、全てに神様が宿っているという考えですからね。家中には、地の神様、水の神様、火の神様、仏様、神様がいっぱいです。
そして、わびさびの静かなる世界、義、道、そして自然。その中に「美」を見出す日本独自の文化がある。いや、文明といっていい位だろう。
この美しい日本に生まれたことに感謝をしています。