2014年10月23日(木) 36/365
<幸せ感>
人類の究極の目標と言ってもいい幸福度を国連が指標化した。国民総幸福量(GNH)という独自の考え方を国家の指標として打ち出し、世界中から熱い視線
を集めた国、ブータン。
2011年、10月にご成婚されたジグミ・ケサル国王陛下と王妃陛下が来日され、テレビで放映されまたのは、記憶に新たしい出来事です。
国民総幸福量(GNH)に基づくと、世界一の経済大国アメリカは17位。2位の中国は93位、3位の日本は43位で、GDPが高い国が幸福度が高い結果になっていません。ブータンの国勢調査(2005年)では国民の約97%が「幸せ」と回答しています。これには驚きである。国民総幸福量(GNH)は国民総生産(GNP)よりも重要であると先代のブータン国王。
ちなみに国民総幸福量(GNH)の
1位、デンマーク
2位、ノルウェー
3位、.スイス
指標の捉え方にもよると思いますが、どうやら経済と幸福感とは、必ずしも一致していないようだ。いわば、お金と幸せ感。日本は43位と意外と低い。日本人が一番幸せだと思っていたが、どうやら数値からはそうではないらしい。人間の決めた指標なので、数値から見えないことは多いと思うが、日本がブータンのように国民の97%が幸せと答えるかと言えば自信がない。なぜなら毎年3万人の自殺者がいるのが実状だ。
日本人に「何か欲しい物がありますか?」と質問すれば、きっと他国からすると贅沢品がズラリと並ぶことでしょうね。
幸せとはなんでしょうか?
シンプルに考えたい。家族の仲がよい。仕事が楽しい。そして、自分が人の役に立って生きているという実感。皆さん、いかがでしょうか。