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積小為大

2014年10月19日

2014年10月19日(日) 32/365

<積小為大>

 

皆様、おはようございます。

二宮金次郎さんこと二宮尊徳さんの7代目子孫である中桐万里子さんのお話を聞いた。その中桐さんの話の一節をご紹介します。

二宮金次郎さんと言えば、小学校の校門にある、あの像でお馴染みですよね。皆さんは、この像にどのようなイメージがあるでしょうか。中桐さんが仰る、二宮家に伝わる、あの像の伝えたい事は次のようです。

どうも多くの場合、やはり、何といっても手に持っている本のインパクとが強いと仰る方います。勤勉のモデルである。よく勉強をしろ、よく本を読め、そのような事を言われていると感じるわけです。ところが、中桐さんは、家族の者達から、あの像については、全く違うことを聞いてきたそうです。 

あの像で一番大切な事は、本ではないというのです。大切なのは、背負っている薪であり、そして、もっと大切なのは一歩を踏み出している足である。だからこそ、あの像は伝えようとしていると言うのです。

本を読む事や、勉強をすることは勿論大事、そして、もっと大事な事は、働く事、だけど、もっと、もっと大切な事は、どんな時でも諦めず、挫けず、一歩前に足を踏み出していくことだという事です。あの像は勤勉の象徴ではなく、勤労という事、そして、行動や実践ということが大事だと伝えようとした像だといいます。口だけ、頭だけの人間になってはいけないということを、あの像は伝えているのだというのです。

中桐さんの話を聞いて、自らの行動に甘さがあると反省をいたしました。私は、行動や実践よりも頭でっかちな評論をしているように思います。勿論、考え方は大事なことですが、自らが実践しないと何も変わることはない。何も変えることができなのだということを改めて感じました。

立派な考え方よりも、一つひとつの小さな行動の積み重ねこそが大事であり、それを二宮金次郎さんは、積小為大と言っております。小さな事を積み上げてこそ、大きなことを成しとげることができる。

 

 

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