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発展の鍵

2014年10月10日

2014年10月10(金) 23/365

<発展の鍵>

 

皆様、おはようござます。

先日、致知出版社の藤尾社長の講演を聞いた。その一節をご紹介します。あらゆる組織は、No1とNo2の呼吸がピタリと会っていない組織は絶対に発展しない。これは恐ろしいくらい宇宙の法則という。

30数余年前、自動車メーカーは、トヨタ、日産の二大勢力であった。今や日産は日本の会社ではない。カルロスゴーンに買収された。あの名門の日産がなぜ買収されるに至ったのか。

当時、社長と会長が労働組合を巻き込んで強烈な派閥闘争をした。どんな名門企業でも社長と会長が社員を巻き込んで派閥闘争したら組織は衰弱していく。これは、会社だけではない。家庭も同じ。No1のご主人とNo2の奥さんの呼吸がピタリと合っていないと発展しない。合っていないとその弊害は子供に現れる。

 

面白い話がある。 日本将棋連盟会長 故米長邦雄(よねなが くにお)さんは将棋の名人。40歳半ばから、若い棋士の代表格の羽生棋士などにコロコロと負けていく。米長名人は、こんな若造になんで負けるんだろうかと悔しがった。

ところが、ここからが凄いのが米長名人。いったい、このように伸びてくる若手は、どういう家庭環境で育ったのだろうかと若手棋士の家庭訪問を次つぎに行った。

伸びてくる若手棋士の家は、共通したものがあることが分かった。それは、奥さんがご主人を尊敬していたことだった。奥さんがご主人を尊敬している子供は、のびる。しかし、奥さんがご主人を尊敬していない子供は、才能があっても途中で止まってしまうことが分かった。

これを聞いた私は、家に帰り早々に女房に「俺を尊敬しろ!」と言った。そのあとに嵐が起きたのは言うまでもない(涙)。この結末は、想像にお任せします(笑)

昨今、多くの中小企業が社長である父親から子供に事業継承が進んでいる。社員は、会長に育ててもらった会長派、息子である新社長派と組織を二分する話は往々にしてある。これは組織を弱体化させていくのである。

私が言うのもなんですが、入出運送の事業継承は、上手くいっているのではないかと思う。息子は、危なっかしい所はあると思うが、会長である父親の包容力で出来の悪い息子を影ながら見守っている。

組織も家庭も人を信じること。相手を信じること。それが、発展の鍵であると思うのです。

 

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