2017年3月14日(火) 909/1000
<自分が原因>
皆さん、おはようございます。
「生き方のセオリー」(致知出版社)より引用 その1
著者:藤尾秀昭氏
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- 人間には幸福があったり不幸があったりする。
しかし人の幸不幸の差は神の愛の責任ではない。
神の愛を充分受ける資格を自分が持っているかどうかによるのである。
神のめぐみが少ないから、人間が暗い運命に泣くのではない。
大切にして貰う資格、条件が足りないからである。 (11月24日)
- 貧乏を嫌がるより貧乏と縁のない人間になる。
これが大切である。
貧乏人は金がないから貧乏にしているように思える。
しかし貧乏とつり合う人には金は集まらない。
金が逃げていく。 (11月25日)
【常岡一郎一日一言より】
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なんとも奥深い話である。不幸にしろ、貧乏にしろ、どうやら自分が創り出している、自分が引き寄せているということになります。そうなると、原因は自分自身にあるという自覚がなければ解決されないということになるわけです。しかし現実は、
「なんで俺ばかりこんな目にあうんだ!」、
「おれはいつも貧乏くじだ!」、
「あいつの方がなんで給料がいいんだ!」
という具合に不平不満や文句が先行して自分の心をむしばみ、運からも見放されていくということになる。誰しも嫉妬したり、羨んだり、また憎んだり、怒ったりする気持ちは大なり小なりあるものです。そんな時に常岡一郎さんの言葉を思い出していこう。
よい事も、悪い事も、自分を取り巻く全ての出来事は、自分自身に原因があるのだという自覚があれば、仮に嫌な事があったとしても心を静めることができるんじゃないかと思うんです。まずは自分が反省すること、自分を改めることが先であると思えています。でもこれほど難しいものもありません。自虐的にならず、素直に受け止めて見つめていこうと思います。