2017年3月13日(月) 908/1000
<リーダーを磨く>
皆さん、おはようございます。
致知3月号(致知出版社)より引用
「チームを日本一に導いたもの」 その2
北海道日本ハムファイターズ監督 栗山英樹氏
******************************************************************************************
ーーー勝つ組織をつくるためにリーダーとして必要なことは何でしょうかーーー
皆が手伝ってくれるような人です。絶対的なオーラとか指導力というのも大事なのかもしれませんが、それよりもあの人があんなに一所懸命やっているんだから手伝ってあげよう、と下の人間に思ってもらえるような人じゃないと組織はうまくいかないと僕は思っています。
やはりリーダーが孤立してしまったら、その人にどんなに力があったとしても絶対に成功できませんので、リーダーの条件というのは下の人間に手伝ってもらえる人だと思いますね。
******************************************************************************************
信頼できるリーダー、尊敬できるリーダー、そんな言葉が浮かんできます。リーダーは先頭に立って背中を見せることだと言いますが、それにはリーダーの自覚がまずは必要だと思うのです。
いつでも矢面に立つ覚悟、責任をとる覚悟、そのような覚悟がなければ、リーダーは務まらないわけです。
一人のできる仕事は一人分でしかありません。部下がちゃんと仕事をやってくれるからこそ、成果を得られるわけですから、「人を動かす」ことががリーダーの最重要な仕事なのです。
だからリーダーは、リーダーたる言動を磨いていく努力を惜しんではならないわけです。リーダーになっている人間は、なるべくしてなったわけですから、天から与えられた役割として誠意を尽くしていくことが大切であると考えています。