2019年7月28日(日) 1022回目
<失敗は成長の糧>
致知2019年3号(致知出版社)
「逆境が経営を大きく進化させてきた」より抜粋
東京エレクトン社長 河合利樹氏
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私は成功の反対は失敗よりもむしろ何もしないことだと思っています。人間は失敗をすることで、そこに新しい気づきを得、失敗を糧にさらに上を目指していくことができる。社員が決して失敗を恐れることなくチャレンジを続け、能力を最大限高め続けていく。そのような会社でありたいと思っています。
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私は企業が永続的に繁栄していくためには、社員一人ひとりの成長が最も大切であり、成長するために多くのチャンスを与えていきたいと考えています。
社員の皆さんは、その機会を大いに活かし、自ら積極的に学んで欲しいと心より願っているのです。
何か行動を起こせば、つまずくことや失敗することは必ずあるものです。しかし、失敗から学ぶことはたくさんあり、その経験は将来に必ず役立ちます。失敗を恐れて何もしない人より、結果が失敗に終わったとしても、自ら行動した人の方が成長していくものです。つまり「失敗を恐れないでほしい」ということです。
アイデックスの社員として使命感と誇りをもち、どのような場面においても自らの力を十分に発揮し、思いきりチャレンジしていただきたいと思っています。そのような社員を多く育て、さらなる成長を願う。それが社長の務めであると考えています。
会社の成長は、社員一人ひとりの成長そのものです。学ぶ組織体、そして実践集団でなければ、この厳しい社会環境で生き残ることはできません。