２０１７年３月９日（木）　９０４／１０００

＜変化と反発＞

 

　皆さん、おはようございます。

 

　「君に100の成功を贈る」より引用

　著者：経済界

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「ぼくはやると言った以上、失敗したら責任をとるつもりでいる。反対する人は首をかけて反対しているのか。」山田洋次

 　「男はつらいよ」が、企画段階では猛反対されていたとはビックリだが、映画を実現させたのは監督の情熱だった。

 　「最初、あの企画は会社に猛反対されました。あまりに物語が単純すぎる、変な男が失恋しただけの話じゃないかって。しかしぼくは何かできるような気がして、粘ったわけです。城戸さん（四郎・会長）が健在の頃で、最終的には会長室で反対する各担当の重役なんかと対決する破目になっちゃった。ぼくはのるかそるかだとハラをくくって「反対する方が楽なんだ。潰しちゃえば何も結果が出ない。ぼくはやるといった以上、失敗したら責任をとるもりでいる。反対する人は首をかけて反対しているのか」と開き直ったんですよ。

それを聞いていた城戸さんは、苦笑いして「まぁやれよ、もういい」といわれました。

そんなわけで、第一回目は冷たい目で見られながらもつくったんですが、封切ったらワーッと客が来たんで、もう一回やってくれないか、みたいなことになって…。

以後は、盆と正月に１０年以上続いているんですよね」

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社長になる８年前、社長になるのが怖くてどうしようもなかったんです。でもそれではいかんと思って奮起したんですが、何をどうしてよいかわからず、人見知りな僕だったんですが勇気を振り絞っていろんな会社の社長に会いにいきました。そこで出会ったのが株式会社ヤマネットの山田社長という人です。

この人がとっても元気な人で僕を快く迎えてくれて、とっても嬉しかったのを覚えています。その山田社長は物流会社のリーダーを対象に研修事業をやっていたんですが、しつこく研修の受講のお誘いをしてくるわけですが、根負けして受講することになったんです。話をかなり省略しますが、５ケ月間の研修を終えて幹部を順次受講させることにしました。ところが、幹部から猛反発にあったんです。「社長は変な宗教にはまってるとか！」、「もっとやることあるだろう！」という具合で直談判にきたわけです。僕はそれを聞き入れず、結局、幹部全員と一般社員を入れて現在４０名ほどの受講をしてもらいました。

この研修は、「活発な行動を習慣化して成果を上げる」というコンセプトなんですが、研修そのものも重要なことなんですが、僕が思うには、この研修の本質はご縁の有難さや感謝という人間本来のキレイな心を引き出してくれるんです。

強い反発に合いながら続けてきてよかったと思っています。この研修を通じて、多くのご縁をいただき、アイデックスという社名を命名してくれた親友にも出会え、メタル便という新規事業を始めるきっかけになったわけです。運命はどうなるかわかりませんね。

リーダーの役割というのは現状を変えることです。でも多くの人は変化を嫌います。現状維持の方が居心地がよいからです。しかしリーダーは新しいことに挑戦していかなければ、リーダーとは言えないのです。でも変化させるということは反発が伴います。小さい変化は小さな反発、大きな変化は大きな反発が生まれてきます。反発がないということは、何もしていないということにもなるわけです。

自分を信じて反発の大きさを感じながら果敢にチャレンジしていくのがリーダーだと思っています。だから、恐れてはいけません。何もしていない自分を恐れた方がよいと考えるのです。反発の大きさをエネルギーに変えるくらいの気迫をもってチャレンジしていきたいです。その志は、「いい会社」にしたいという思いだけです。