2017年3月4日(土) 899/1000
<志と情熱>
皆さん、おはようございます。
致知2月号(致知出版社)
「熱と誠が経営の道を開く」対談 より抜粋 その3
ルミネ社長 新井良亮氏
良品計画前会長 松井忠三氏
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(新井)
やっぱり経営で大切なのは、常に新しいことにチャレンジしていくこと。それには、志と情熱と誠実さが非常に重要だと思います。
もともと天才なんていません。情熱を持って努力に努力を重ねて初めて、天才と言われるんじゃないですか。腹を据えて、覚悟を決めて、挑めるならば、私はやり切れることができると思うんです。
(松井)
情熱とか誠意というのは、ある意味で責任感、当事者意識と言えるでしょうね。その責任感と当事者意識が強くなければ経営はできません。
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事業で昨年とやっていることと何も変わらないとか、計画がないとか、そのようなことであれば、その場しのぎで何も考えることがありません。そのようなことでは、外部環境が変われば一瞬のうちに吹き飛ぶことになりかねません。
やっぱり企業は、「100年企業を目指していこう!」という気概のもとに、企業の存続、未来を考えていかなければならないと思うのです。それは言うほど簡単ではありません。
「自分は単なる中継ぎに過ぎないのだ、未来に繋げていくためにいい会社にしよう!」という志と情熱がなければ、一代で姿を消していくことになると思えるんです。
「あの会社に入りたい、アイデックスで働けて良かった!」と言ってもらえるようになれば、僕の中継ぎの役割は果たせたということになるんじゃないだろうか。そのように従業員満足が上がれば、きっとお客様に満足のいくサービスが展開できていると思うんです。そのゴールはまだ遠い彼方ですが辿り着きたいです。
経営者は未来を創らなければならないわけですが、そのためにはやはり志と情熱がなければ達成できることはありません。もっと、もっと自分の炎を燃えさせていこうと思います。