2017年2月28日(火) 895/1000
<目標達成の近道>
皆さん、おはようございます。
「宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣」(宝島社) 最終回
著者:小林正観氏
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私たちは、達成目標や努力目標を立てて、そこに邁進していくことがいいことのように教育されてきました。しかし私は、そのような目標は考えなくてもいいですよ。という立場の人間なんです。なぜ、達成目標を立てなくてはいけないと思うのでしょうか。教育され、そう信じ込まされてきたというだけです。
会社でも、ノルマは設定しない方がいいようです。ノルマがあると社員を苦しめるだけ。そのような会社は、倒産しそうになったときに社員は支えてくれません。
単に「努力をしなくてもいい」と言っているわけではありません。もし、努力することが趣味で、楽しいのなら、いくらしてもいいと思います。目標を持つこと自体は悪いことではありませんが、それに執着したり「今の自分じゃダメだ」と自分を否定したりすると、とてもつらいことになります。
目標に向かって頑張っている状態そのもの、プロセスそのものを楽しめているならいいかもしれません。
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アイデックスの社員は本当によく頑張ってくれています。この時期はインフルエンザなど体調不良による欠勤者がいますが、幹部は日々の仕事を確実にこなしてくれています。
人手不足の中、お互いに助け合い、知恵を出し、工夫しています。その必死に努力している姿を見ていると感謝の念に堪えません。
彼らにも年度目標がありますが、日々の多忙な業務でアクションプランが進まないようです。年度目標を立てるということは、目指すゴールをお互いに確認するということです。仕事の状況によって足踏みしてもいいんです。だけど目指すゴールさて見続けていれば、正しい方向に一歩進んでいけます。ゴールの場所がどこか分からなければ、進むべき方向がわからず、組織全体が散らばってしまいかねませんからね。
会社としてやらなければならないことはたくさんありますが、捨てるべきものは捨て、向かうべき方向に力を集約させることが、目標達成の近道なのではないかと考えるのです。そのために、常日頃、幹部と意識を合わせる時間は欠かせないと思っています。