2017年2月26日(日) 893/1000
<有難いです>
皆さん、おはようございます。
「宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣」(宝島社) その22
著者:小林正観氏
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自分の仕事の評価によって、落ち込んだり有頂天になったりすることがあります。落ち込んでしまうのは、自分を「大したものだ」と思っているのに、さほどの評価を得られなかったからです。
有頂天になるのも、自分を「大したものだ」と思っているところに称賛を浴びるからです。どちらも、同じ心の状態が感情の起伏をつくっていきます。だから、自分が「大したもんじゃない」と心を定めることができたら、楽になります。
いろんなことがきちんと全部できる人を、多分「正しい人」と言うのだと思いますが、もともと人間はそんなに正しく生きるようにはできていないでしょう。すべてのことは、周りの人々ーー目に見えない四者(神、仏、守護霊、精霊)ーーの力によるもの。それがはっきりわかったら、本当に謙虚になれます。そうすれば、仕事に限らず何においても、落ち込むことも有頂天になることもなくなるような気がします。
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社長になった頃は、自分にまったく自信がなく、何をどうしてよいかも分からず迷走していたように思います。自分に自信がない時に少し上手くいくと周りから褒められるので、褒められたことのない僕は有頂天になって、周りからすれば鼻持ちならないヤツだったようにも思います。
そもそも褒められて有頂天になっているようでは、自分の目標が低いということだよとある方から言われました。社長は褒められるのではなく、褒める人であるのです。とは言うものの褒めるというのはなかなか難しいものです。それは感謝の気持ちが足らないのかもしれません。
あれから7年が過ぎ、会社の再建もなんとか進めてこれたことは、多くの皆様に助けていただいたおかげだと思います。僕は目に見えない世界をけっこう信じる方です。といってもオカルト的なことではなく、神社や仏閣にお参りして感謝を伝えるという一般的なものです。でも、これはとっても有難いことなんだなあ、と思うんです。気持ちに余裕がなかったらできないことだと思いますし、大変だったころと比べると、今はざわついていた心の波が穏やかになっています。有難いです。拝