2017年2月19日(日) 886/1000
<一緒に飲もうよ!>
皆さん、おはようございます。
「宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣」(宝島社) その15
著者:小林正観氏
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あるお母さんが、息子たちがいつもいつも喧嘩をしていて困っていました。イライラしない、怒らない、ということを実践したくても、喧嘩をやめさせるために怒鳴ってしまうと。子どもが喧嘩をするたびに必ず怒鳴っていたら、「目の前に問題があったとき、怒鳴って強い力で相手を自分の意のままにさせる」という解決法を、ずっと、教え込んできたことになります。それを改めないうちは、喧嘩はなくなりません。
子どもには”正しい”ことを言っても聞いてくれません。それより、たとえばプリンを3つ買っておいて、喧嘩が始まったら「プリンを一緒に食べない?」と声をかけます。反応がなくても笑顔で、「10分待つけど、それでも喧嘩をやめなければ、2人の分も食べてしまうよ」と話しましょう。そして、本当に10分後に喧嘩を続けていたら食べてしまいます。同じことをくり返すうちに子どもたちは喧嘩よりお菓子がいいと学ぶでしょう。”楽しい”方向に導いて解決することもできるのです。
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過日、安倍首相とトランプ大統領の首脳会談が行われた。一緒にゴルフをしたりと和やかなムードが伝わってきました。そして昼、夜と5回も一緒に食事をして、その時間をとても大切にされていたようです。
食事は食を楽しみ、会話を楽しむことでお互いの気持ちを交流させる場です。少々のわだかまりがあったところで、飯食って、一杯飲んで、お互いのわだかまりを水に流していくのが日本流というものではないでしょうか。
人間関係を築き上げていく上で、一緒にご飯を食べたり、酒を飲んだり、遊んだりという一見仕事とは無関係に思えるようなことでも、よい人間関係こそ仕事の基礎でありますから、とても大事なことであると考えるのです。
一ケ月ほど前に、ドライバー6名と一緒に食事をしました。愚痴話も一切なく、終始笑いが絶えず、とっても楽しい時間でした。今年の目標の一つに社員全員と一杯やることなんですが、実現できればとっても嬉しいだろうなぁと思います。