2017年2月7日火) 874/1000
<希望を持とう>
皆さん、おはようございます。
「宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣」(宝島社) その3
著者:小林正観氏
******************************************************************************************
登別温泉に、1200人収容の観光温泉旅館・第一滝本館があります。昭和2年に南空吉(みなみそらきち)という人が買い取って、たった5室のところから400室にまでに増やしました。外吉は、旅館を成功させるまでに何度も無一文になり、挫折をくり返しています。しかし外吉は、どんなにひどいときでもニコニコして働き者であったそうです。投げやりになることは、決してなかったのです。不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言う人ではなかった、ということです。
不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句。これらを<五戒>と言います。飛躍する人には人一倍大きな、一般的に言う挫折が来ますが、実はそれは苦労ではなく、振り子が反対側に大きく振れるように引っ張られたということ。そのときに五戒を口にするかどうかを神様から試されているのです。笑顔で生きていれば、神様は見ていてくれます。
******************************************************************************************
モーニングセミナーの講師、清水 篤さんが仰られたことを思い出します。人生良くしていくためには、「明朗」がとっても大切。どんなに苦しい時でも「笑顔」でいること。幸せだから明るくなるのではなく、明るくしているから幸せになる、ということでした。とても説得力がある言葉です。
苦しい時はやはり苦しいし、辛い時はやはり辛いものです。でもこのような教えを学ぶことで、苦しい時や辛い時に意識して「明るくしていよう!、笑顔でいよう!」という思いになるわけです。
不平不満、愚痴、泣き言、文句を言ったところで、何も変わることはありません。それどころか、それを聞いた相手に不愉快な思いをさせるだけです。でも人間ですから、ついマイナス言葉を口にしてしまうことがあります。そんな時は反省することで反対側の領域に振れている時間を短くする秘訣なのかもしれません。
今、起きている現象が苦しく、辛いものだとしたら、
「振り子は反対側に振れているんだ、いつかよい時が来る!」と信じて、希望をもっていきたいものです。