2017年2月6日(月) 873/1000
<振り子の原理>
皆さん、おはようございます。
「宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣」(宝島社) その2
著者:小林正観氏
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リストラや事故なのに遭い、「なんて自分は運が悪いのだろう」と思ったことは誰にでもあるかもしれません。しかし、宇宙的に見ると、それは狭い考えだということがわかります。実は、宇宙は「この人はすごくおもしろい人だから、特別な”幸せ”をあげよう」と思って苦労を与えているようです。
時計の振り子を使って説明しましょう。今、時計の振り子が6時の位置にあるとします。それを9時の位置にもっていこうとするとき、宇宙の振り子をいったん反対側の3時まで戻します。そこで手を放すと反動で振り子は9時に届くというわけです。
初めに6時から3時まで引っ張られている間が、一般的に苦労とか不幸と呼ばれるものです。このときいかに不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を口にしないでいられるかを宇宙に問われています。
苦労があっても大丈夫。「五戒(ごかい)」を言わず笑顔で乗り越えれば、振り子が引っ張られた分だけの「ご褒美」があるのですから。
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よい事も悪い事も一対であるといいます。だから、どんな偉い人でも苦労しているわけです。調子のよい振りの時に、生意気や傲慢、思い上がりがあったりすると、その反転した時に大きくマイナスに振れていくというのです。
そのように考えると、塩の満ち引きと一緒で、何をやっても上手くいかない時は、そういう潮目に来ていると考えて、少々辛いことがあっても元気に笑顔でプラス思考を意識していることが大切なんじゃないだろうか。そして、必ずよい時が来ることを信じるたいのです。
人生は振り子のごとく振れている。よい時も悪い時も必ずあるんだ。悪い時というのは、自分の精神レベルをアップさせる時期なんだと思い、耐えて、努力を惜しまないことだと思うのです。