2017年1月25日(水) 861/1000
<これが好機だ>
皆さん、おはようございます。
修養のすすめ(致知出版社)より引用 その9
著者:北尾吉孝氏
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三菱財閥の創設者・岩崎弥太郎は「機会は魚群と同じだ。はまったからといって網をつくろうとするのでは間に合わぬ」と言っておられます。
好機を掴む上で大事な要素として第一に、あらゆることに素直であるということが挙げられます。自分が素直であれば、自身を取り巻く森羅万象あらゆるものから様々なことを吸収していくことができます。逆に自分が素直でなければ、様々な事柄が屈折して入ってきたりします。
従って先ずは素直にそれを受け入れて消化し、それが好機か否かの吟味ができる状況でなければなりません。「好機なんか自分でつくるものだ」と言う人と、素直に全てを受け入れている人とには大きな差が生じるのです。
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松下幸之助さんも成功の秘訣は、「素直」と仰っています。では、素直になると、どのようになるかというのを、先週のモーニングセミナーの講師、花野井勝浩氏は、次のように言っていました。
素直になると、
一、物事を正しくみることができる。
二、生きる力がアップする。
三、人や物が自分に集まる。
四、自分を越えた見えない力が、あなたの肩を押してくれる。
ということでした。
素直になるというのは、言葉では簡単であるけれども、そう簡単なようではないわけです。僕が思うには、ひとつに「目の前に現れた出来事を受け入れる」ということじゃないかと思うんです。
「これが好機だ!、これがチャンスだ!」とその瞬間にピンとくることは難しく、時が経ち、振り返って「あの時が好機だったんだ!、チャンスだったんだ!」ということだと思うんです。
でもなんでもかんでも受け入れるのは、物理的に無理であったり、優先順位のこともあると思うので、受け入れる動機は、「何のためのものか!」ということを、よく考えて行動したいものです。中村文昭さんは、全てに「はい、YES」ですが、ちょっと真似できそうにありませんね。それで、チャンスを見逃してるかも。。。
もしかするとチャンスというのは、いつも目の前を通り過ぎていていつでも掴めるはずなのに、それに気づいていないだけかもしれません。