2017年1月21日(土) 857/1000
<真珠婚式に向けて>
皆さん、おはようございます。
修養のすすめ(致知出版社)より引用 その5
著者:北尾吉孝氏
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結婚生活というものはなかなか難しいもので、最近は特に昔と違い離婚される方が多くなってきているようです。この結婚生活を偕老同穴(かいろうどうけつ)になるまで持続させていくために何が必要かと言えば、一つの最も大事なことは「忍」であります。
男と女というものは両性全く違うもので、中国古典では男性は陽、女性は陰とそれぞれ対極のものです。従って、陰陽対局の全く違う存在である以上、考え方も生き方も色々な意味で違ってくるわけです。長く結婚生活を続けているとそうした違いを切実に感じることもあるでしょう。そのような意味で不可欠なものは忍耐の忍ということです。
前述の通り、男女が全く違う存在である以上、お互いが誠を尽くしても様々なことで衝突するということは往々にしてあります。従って、その衝突による破局を避けるためにはどうしても忍というものが必要になるのです。この忍ということをお互いが心掛けていくことで、末永く、そして味わい深い夫婦生活を築いていくことができるのではないかと思います。
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夫婦生活には、「忍」。なんだか身に沁みてきます(笑)
この文面を意気揚々と女房の前で読み上げましたところ、間髪入れずに「違う、忍じゃない!」っと返事が返ってきました。ちょっと怯みましたが、興味津々でその訳を聞いたんです。
女房が言うには、夫婦というのは、
一、言いたいことを言う。言いたいことを言わないで耐えていては長続きがしないとい
うこと。
一、相手に過度な期待をしないということ。なんだか複雑な気持ちになりました。
一、自分のことは自分でするということ。かなりやらされているような気がします。習慣
は怖いです。
妙に納得してしまいましたが、女房の手のひらで踊っている僕がいるんです。降参です。
女房が100円ショップで500円硬貨の貯金箱を2つ買ってきて、お互いに貯金をして湯布院温泉、玉造温泉と出雲大社に豪遊しようというのです。嬉しい提案でした。
偕老同穴(かいろうどうけつ)の意味は、生きている時はともに老い、死んでからは同じ墓に入るの意で、 夫婦が愛情深く固く結ばれていること。
現在結婚28年目、30年の真珠婚式には、夢の湯布院温泉に行くのです。