2017年1月15日(日) 851/1000
<社長としての自覚>
皆さん、おはようございます。
修養訓(致知出版社)
「心のありようが人生を決める」より引用 最終回
著者:藤尾秀昭氏
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それ境(きょう)は心に随(したが)って変ず
心の垢(けが)るるときは即ち境濁(にご)る (弘法大使『性霊集』巻第二)
環境・運命は心によって随(したが)って変わる。心が垢(けが)れれば、環境・運命も濁る。弘法大師もそう言っている。
心のありようがいかに大きな人生の差異となるか。そのことを肝に銘じ、自らの心を高め、運命を伸ばしたいものである。
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どんな境遇においても、気持ち次第で天国にも地獄にもなる、という話はよく聞きます。僕の環境は恵まれています。鈴木家は兼業農家で小学校の頃までは、日中は、母が働く織屋で自動織機の音がいつも聞こえ、よく糸巻の手伝いをしていました。たいした苦労もなく、親のすねをかじって大学まで行かせてもらい自由奔放。別な言い方をすればボンボンです。
だから世間でいう苦労というものは体験していないように思いますが、両親の働く後ろ姿はいつも見ていたので、自分でいうのもなんですが、真面目な性格になったんじゃないかと思うんです。子どもの教育は、親の背中が無言の教育だとよくいいますよね。
そんなボンボンが社長になる運命になっちゃたんだから、しっかりと受け止めないと、役割を全うしなければ、という責任感は人一倍強いです。
社員161名、その家族を含めると600名を超える家族の生活を支える役割を担う総責任者でありますから、そのことを十分に自覚して経営していかなければならないと考えています。