2017年1月12日(木) 848/1000
<自分の能力に気づく>
皆さん、おはようございます。
修養訓(致知出版社)
「努力の本当の意味」より引用
著者:藤尾秀昭氏
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この人もまた自らの一道を深めた人、京都大学元総長・平澤興氏にはこんな言葉がある。
「努力することの本当の意味は人に勝つということではなく、天から与えられた能力をどこまで発揮されるかにある」
道を深めた人の言葉は、それぞれに味わい深い。
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偉い人のおっしゃる言葉というものには重み深みがあります。天から与えられた能力を何かと考えれば、「これが僕の能力だ!」、なんてはっきりと言えることなんてできそうにもありません。
普通の人は、「天から与えられた能力は何か」ということを考えないでしょうね。でも生まれたからには、「生まれてきた目的はあるんだ」、と考えたいものです。
よくよく考えれば、日本で生まれ育ち、この両親、この環境、この現実をよく見ることで、その答えが見えてくるように思えるんです。
どのような仕事であっても、ご縁によって導かれ与えられた仕事であるから、その仕事に打ち込むこと以外に自分の能力を発揮できる場所はないんじゃないかと考えることの方が素直になれるように思えるんです。
そのようにすれば、自ずとステージは準備され、それに挑むことで眠っていた能力に気づくことができると考えたいんです。
結局のところ、目の前のことを一所懸命にやる。それしかないようです。