2016年12月28日(水) 833/1000
<誠>
皆さんおはようございます。
修養訓(致知出版社)
「誠は扇の要」より引用
著者:藤尾秀昭氏
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「誠は扇の要」という言葉があります。うまいこと言いますね。
扇というのは要がついているから扇になっている。要を外したらバラバラになってしまうでしょう。
人間にとって、扇の要にあたるのが誠というものなんです。扇が要を外したらバラバラになるように、人間から誠というものを取ってしまったら、いくら徹しても何も意味がない。だから最後は、人間にとって一番大事なのは誠だと言うんです。
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「誠」というのは、”うそ偽りのない心”と辞書にありました。一般的に誠実とも表現できるのでしょうか。
「この人、誠実な人だなぁ!」という人をよく見かけます。誠実な人と話をしていると、気楽な気持ちになってきます。誠実な人を嫌いなんていう人はいないよね。でも誰でも自分が誠実だと思っていたりして。僕もその一人ですが(笑)。でも誠実な人だと決めるのは、自分じゃなくて、他人だと思えたりします。
人間として正しい生き方をしていこう、という気持ちがその人の行動を変えていきます。その核となるのが、やはり素直で誠実である、ということだとじゃないかと思えています。自分に嘘をつかないように「誠」で生きていきたいと思うんです。