2016年12月20日(火) 825/1000
<どのように仕事をするか>
皆さんおはようございます。
修養訓(致知出版社)
「尊い命をどう生きるか」より引用
著者:藤尾秀昭氏
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過去にも未来にもたった一つしかない、この尊い命をどう生きるか。
それを学ぶのが人間学である。
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生まれ、性別、顔かたちは生まれ持ったものであり、自分では変えられるものでもありません。変えられないものを嘆くよりも、今の与えられた環境の中で、どのように生きていくか、ということの方が大切となるわけです。では生きていく上での重要な仕事をどのように考えていけばいいだろうか。
世の中にある全ての仕事は必要であるから存在しているわけです。華やかな仕事もあれば、目立たない仕事もあります。それでも現に存在している仕事は、なくてはならない仕事であり、その一端を一人ひとりが役割を担って社会が成り立っているということになります。
そのように考えれば、自分の仕事というのは、
「大事な仕事をしているんだ!」
「なくてはならない仕事だ!」
ということを思えば仕事に向き合う姿勢が変わってくると思うのです。
その上に立って、ここで生まれ、ここで育ち、この仕事にご縁で導かれたのだから、今、目の前にある仕事を真剣に向き合うこと。今より、もっと自分に与えられた仕事に磨きをかけることが、「生きる」という人間の最大のテーマと向き合うことではないだろうか。そんな気がするんです。
「どのように生きるのか」ということは、
「どのように仕事をするのか」とも言えるんじゃないだろうか。