2016年12月15日(木) 820/1000
<自らが光を放とう>
皆さんおはようございます。
修養訓(致知出版社)
著者:藤尾秀昭氏
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若い社員に時折する話がある。
「みなさんは、自分の体を自分のものと思っているが、自分でつくったものなど一つもない。体も心も全部、天地宇宙から借り受けたもので、時間がきたら返さなくてはならない。天地から借りている、この自分という場をまずは照らさないと、周りなんか照らせない。
一隅(いちぐう)を照らすとは自分自身を照らすことだ。
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心と体は別ものであるといいます。体は天からの借り物で、いずれ死をもってお返しし、心(魂)は帰っていくというのです。そして、この世で達成できなかったことを生まれ変わりこの世で再び体を借りて修行をしていくと、ある本に書いてありました。
死んだらどうなるの、というあの世の世界は僕にはよく分かりませんが、死んだら全てが終わりで何もなくなる、というのではないような気がします。だからこの世に命を授かった限りは、自らが光を放てるような人間になりたいです。小さな光でもいい、その光に照らされた人たちが集まれば、もっと周囲を照らせるようになるんじゃないだろうか。そうなれば、みんながきっと笑顔になると思えるんです。
自らが光を放つためには実践しかありません。だから恐れずにいこう。いずれ、体を返す時がくるんだから。