2016年12月3日(土) 808/1000
<小さな努力の積み重ね>
皆さんおはようございます。
致知12月号(致知出版社)
「人間には無限の可能性と無限の成長がある」
アイ・エイ・ケイ社長 金子和斗志氏
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多くの若者に接していると、最近は努力する人が少なく、精神的に弱い人が増えてきたと感じることが多々あります。しかし、様々な成功者の本を読んでも、私の経験から言っても、逆境やピンチ、問題というのはその人に解決できるものしか現れません。加えて、それらは逃げても追いかけてくることを知らなければいけません。
たった一回の人生を生かさなかったら、自分に対しても、家族やご先祖様に対しても、申し訳ない。そう捉えて目の前の困難な仕事にチャレンジし、ひたすら一所懸命努力することができれば、素晴らしい人との出逢いが生まれ、運も味方し新しい未来が広がっていくと確信をしています。
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ゆとり世代の若い人たちと価値観の違いが如実になっていることは否めません。だから人を動かすことの難しさがますます拍車がかかってくるように思えています。
困難から逃げる方が簡単で楽(らく)です。しかし、困難というのは、姿、形を変えて繰り返し必ずやってくるものだから、立ち向かっていかなければ解決されるものではないと教えられました。
自分の残された人生という時間を考えると、そんなにたくさんあるわけではありません。だから死ぬときに「人生悔いはない!」と言えるようにしたいです。そう思うと、一日一日を大切にしていかなければなりませんね。
強い精神力って困難を乗り越えることで培われるものでもありますが、日常の小さな努力の積み重ねの中で鍛え上げられる尊いものであると思っています。