2016年11月18日(金) 793/1000
<アホと言われるくらいの夢を描く>
皆さんおはようございます。
「運の強化書」より抜粋 SBクリエイティブ
著者:山崎拓巳氏 その20 最終回
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僕たちの意識っていうのは、アンテナみたいなもの。
「こんなふうに、なりたいなぁ」って思ったら、私たちの脳はそれにふさわしいことを自然と集めてくるのです。もともとそういう指向性を持っているんですね。
人間の脳は、賢くできていて、エネルギーの消費量を最小限にして活動できるようにつくられています。そのために脳は、常に重要度の高いものだけにアンテナの指向性を発揮します。入ってくる情報を全部は解析せずに、「これは、もう知ってる」「これは、あれと同じ」っていうふうに記憶と結びつけて処理しているんです。
なぜなら、そうしないと膨大なエネルギーを消費してしまって、僕たちの体が追いつかないからです。
そうした特性を活かして、今の自分にとって重要度の高いものに脳のアンテナの指向性を向け、運気を上げ、人生を変えてしまうことだって可能かもしれません。ただしその場合、自分でそうスイッチを入れる工夫が必要です。
脳は省エネ、それは言い換えると、エネルギーを使わないようにサボり上手にできているので、現状維持が大好き、それじゃ人生はつまらないし、運だって上がりません。
それから、わざと外れるために「ぶっ飛んだ夢」っていうのが必要になってくる。ぶっ飛んだ夢って何かといえば、実現の方法すらわからない夢のこと。
普通の夢っていうのは、ちゃんと現状を把握して、その延長線上で見る夢のこと、今の自分にできることで実現させていくのが普通の夢。
そうじゃなくて「お前、大丈夫?」ってまわりから言われるぐらいのことをとにかく設定してしまう。しかも、たった今、それを設定してしまうんです。そう、できるかどうかもわからないようなことを。
そして、次に大切なのが義務感のリリース。
次の日になったら、また同じようにぶっ飛んだ夢を設定する。制限がないなら、自分の人生、本当はどうなりたいのか? って。
まわりはあなたをいい加減だと思うかもしれません。なぜ、昨日決めたあの夢を継続しないんだと。しかし、それでいいのです。「いい加減が好い加減」なのです。昨日決めたそれを継続するってことは、過去に縛られているってことになります。
また、今日、新たにぶっ飛んだ夢を設定する。案外、昨日と大差ないぶっ飛んだ夢が出現するものです。
まったく同じこともよくありますが、大きな違いは義務感が付随していないってことです。それでは運もあなたに味方してくれません。
たった一度の人生です。今世はどんな人生にしますか?
大きくぶっ飛んで、過去ではなく、未来への呪縛で生きましょう!
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今日は昨日の続き、明日も今日の繰り返しだと考えると、10年後は今日の延長線上にしか存在しないね。そうだとしたら、なんとなくつまらない人生になってしまうように思えてしまう。
例えば、「ルイヴィトンのバックが欲しいなぁ」と思うと、やたらと、お店のショーウィンドウや、すれ違う人のもっているバックが目に入ってくる。そこにアンテナが立っているからだよね。だから、「こうなりたい!」って思うと、不思議とそちらの方向に意識が動き始めるのもわかるような気がします。
著者の言うとおり、10年後が今日の延長ではなく、歓喜のドラマッチックにするためにも、そんなこと無理って自分で自分の未来にシャッターを閉じてしまうのではなくて、自分でもアホと思えるくらい笑える夢を描いてみるのも楽しそうです。だって、夢を描くのは無料だしね。
そんな意識を変える訓練の連続が潜在意識に刷り込まれ、思わぬよい方向に進んで運が味方してくれるかもしれませんね。