2016年10月20日(木) 764/1000
<頼まれたことをやってみよう!>
皆さんおはようございます。
「ジタバタしない生き方」 KKロングセラーズ より抜粋 その9
著者:大徳寺大仙院閑栖 尾関宗園氏
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変わりようがないと自分の心を縛っている間は、絶対に変わりようがない。あなたの体のなかには、積極的な心がいつも生まれているのです。残念なのは、そのことに気づかずに殺していることなんです。そして、次第に消極的な自分をつくり、心を閉じ込めてしまっている。
体内から自然につくりだされた積極的なエネルギーが、湧き起っています。その積極的なエネルギーと、枠のなかに閉じ込められた消極的なエネルギーが、たがいに折り合いがつかなくなってしまうから、心のバランスがくずれ出す。
このバランスを調整するには、刻々と生まれ変わっている新しい力強いエネルギーを、まっすぐに表現すればよいだけです。それを封じ込めてしまうから、自分の性格や実力を屈折してとらえてしまう。
新しいエネルギーで生まれている体や心を、自然のままにまかせるのです。考えるよりも、勝手に歩かせる。すると不思議に力が湧いて、やる気が起きてきます。
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自分には絶対無理、自分にはできない、という枠に自分をはめ込んで、牢屋の如く閉じ込めているのは自分自身ではないだろうかと思えてしまう時があります。
枠から飛び出そうとすると、
「人から何を言われるか分からない」、「面倒くさい」、というネガティブな思考が生まれ、自分という人間の可能性を封印してしまう。これでは、自分を活かすことにならないと思えています。元来、一人ひとりには大きな可能性があるといいます。それを感じるためには、小さな成功体験を積み重ねることです。その体験の繰り返しの中で自分の土台を創っていくものではないだろうか。だから、枠にとらわれず、人の目を気にせず、勇気をもって行動しよう。
「自分には無限の可能性があるんだ!」と大風呂敷を広げちゃおうではありませんか。
何も挑戦しなければ、来年の今日は、今日の延長でしかありません。10年後の今日は、今日の延長でしかありません。何も変わりません。そして、あっという間にお迎えの時が来るわけです。では、何を挑戦すればよいかと言えば、頼まれたことをやってみることではないだろうか。これもやはり勇気がいりますね。